ムーミンキャラクターのグッズが最近のフィンランドブームと共にじわじわと人気が出てきている感じです。
ムーミン本作者のトーベ・ヤンソンさん生誕100周年の年ということもあり、各地でイベントが数多く行われているからかもしれません。
ただ、ムーミンのキャラクターはよく知ってるけれど、内容は昔みたアニメでうろ覚えだからよくわからない、、という方が結構多いです。
ムーミンをうろ覚えのあなたも、「5分でムーミンを人に話せるレベル」になるまとめを作りました♪
photo credit: hfb via photopin cc
このページの目次
ムーミンを語るとき抑えておくこと
ムーミンは個人名じゃなく「種族」の名前
ムーミンというのは主人公のムーミン(原作本ではムーミントロール)という名前だと思われている方が多いですが、ムーミンは個人名じゃなく【種族】の名前です。
ムーミン族の一人なんです。
なので、ムーミンママ、ムーミンパパと彼らには名前がありません。
ただ、ムーミンで少し分かりにくいのは「種族名」と「名前」がごちゃごちゃになってるところです。
例えば、「リトルミィ」は個人名で種族名は「ミムラ」です。
フィリフヨンカというキャラクターがムーミン原作本の中で何度か登場しますが、それぞれのフィリフヨンカは違う人です。
参考記事:ムーミンキャラ【フィリフヨンカ】は自分で自由を奪っている私達?
スナフキンはああ見えても子供でムーミンの親友
スナフキンは吟遊詩人のような旅人で、物事をよく知っているのでみんなから頼りにされてます。
その自由奔放な生き方と深い考えには円熟した人生を感じますが、スナフキンは子供でムーミンとほぼ同じ年令の設定です。
※スニフがちょっと年下の弟分というところから、スナフキンとムーミンは同世代だと読み取っています
ニョロニョロは種から生まれるお化け
ニョロニョロはインパクトのある見た目でムーミンキャラクターの中でも人気が高いですが、その生態はよく分かっていません。
口もなく耳も聞こえないニョロニョロは、実は種から生まれてくるってご存知でした?
年に一回特別な日にしか生まれることはできないですが、その日に種をまくとニョロニョロが電気を帯びながらドンドン土の中から出てきます。
スナフキンが公園番のヘムルをやっつけるために種を植えてニョロニョロビリビリ攻撃を仕掛けたエピソードがあります。
ムーミン本は大人の童話
ムーミンはTVアニメのイメージが濃く、子供向けの内容だとイメージされがちですが、ムーミン原作本を大人になってから読むと深い内容で人生の糧になる良著だということがよく分かります。
例えば、ムーミンパパが若いころ世界を旅している最中に親友と心が離れたことにより心が折れてしまったエピソードは秀逸です。
私達にも絶対経験がある深い悲しみをムーミンパパがどう感じ、どう乗り越えたのか分かる場面が深すぎて何度も考えさせられました。
関連記事:「ムーミンパパの思い出」が教えてくれる【心が成長】するタイミング
もしムーミン原作本をまだ読んでいないなら、図書館の児童コーナーに置いてあることもありますので、一度読んでみることをオススメしますよ♪