ムーミンキャラクターの中で弱虫キャラといえば「スニフ」ですね。
スニフはムーミントロールの年下のともだちで、ねずみの顔にカンガルーの胴体のようなキャラクターです。
まるまるしているムーミントロール達と比べるとちょっと神経質っぽい感じですね。
スニフの実際のキャラクター設定も、冒険のなかで危険なことがあるとすぐに弱音を吐くことが多いので、見た目とおりのキャラクタースニフですが、ムーミンにとっては初めての○○でした。
このページの目次
スニフはムーミントロールにとって初めての??
スニフの両親と性格
スニフの父親はムーミンパパがわかいころ、一緒に冒険していたロッドユール、母親はソースユールです。
両親どちらもボタン収集家なので、スニフもあたりに落ちているものを見つけるのがとても得意。
光るもの、特に宝石が大好きで、スニフは物に固執する性格があるのも両親の血を引いているからかもしれません。
スニフのおかげでみんなが助かった
スニフはものを見つけるのが得意ですが、お話の中で何度かでてくる「どうくつ」を見つけたのもスニフです。
彗星が地球に衝突する、というときにみんなはスニフが見つけたどうくつに避難できて助かったのです。(ムーミン谷の彗星)
ただ、スニフはまだ幼いところが残っているため、ムーミンキャラクターたちがどうくつの素晴らしさを言うたびに、「ぼくが見つけたどうくつだぞ!」と自慢するのがおきまりになっています。
スニフとムーミントロールとの出会い
ムーミンの生みの親トーベヤンソンさんの処女作「小さなトロールと大きな洪水」でスニフとムーミントロールが出会いました。
この本の冒頭でスニフとムーミントロールは出会ってますので、ムーミントロールの「初めての友達」はスニフということになります。
「ぼくはここにすわって、さびしいなあ、友達がほしいなあ、と思っていたところだったんだ。きみたちは、いそいでいるのかい?」
というのがスニフがムーミントロールとムーミンママと最初の会話です。
スニフは「小さなトロールと大きな洪水」の中で、ずっと一緒に冒険しムーミンハウスに住むことになります。
スニフは臆病者で高価な物に執着する性格から、あまり他のムーミンキャラクターから尊敬されるようなことはありませんが、きっとスニフのようなキャラクターがいないとスナフキンやムーミントロールが引き立たない、重要なキャラクターですね♪