スナフキンが残す言葉は、ちょっと皮肉っぽいところもありますが胸にちょっと残るような名言が多いですね。
そんなムーミンキャラクタースナフキンの名言のなかで、「たのしいムーミン一家」に出てくる名言をご紹介します♪
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スナフキンが考える「財産、もちもの」に関する名言
スナフキンはものを持ちたがらず、ほしがりません。
コレクターのヘムレンさんとは大違いです 笑
自由を愛するスナフキンだからこそ、ものにしばられたくないのかもしれませんね。
そんなスナフキンが残した言葉があります。
そら、こうやってくずいれにしたらどう。これでまた、財産が一つ、ふえるわけだものね
出典:トーベ・ヤンソン著 たのしいムーミン一家
スナフキンたちが”飛行おに”のシルクハットを偶然拾ったものの、使い道がなく「くずいれ」として使う事を提案した場面です。
くずいれというのは決して高価なものではないのに「財産が一つふえる」という表現をしたのは完全に皮肉です。
後に続くスナフキンの気持ちを代弁した説明は
どうしてみんなが持ち物をやたらにほしがるのか、わけがわからなかったからです
というもの。
スナフキンにとっての持ち物とは、「増えると自由がなくなる面倒なもの」そんな風に考える対象のようです。
確かに現代は物に溢れている世界で、お金さえあればもっともっと良いもの新しいものが欲しいという考え方が一般的かもしれません。
ただ、持ち物に心を支配されたら、「自由」がなくなっていくのかもしれません。
スナフキンの「物」に関する名言まとめ
スナフキンのように自由と旅を愛する人であれば、自分の行動を制限してしまう「物」をもつことに違和感を感じ、シンプルな生活をしているのかもしれません。
ものがありふれている今、スナフキンのような考えで生活するのも悪くないかもしれませんね♪