カレーを一晩寝かせると美味しいですよね♪
我が家では二晩寝かせたカレーが最高に美味しいと感じるのですが、「寝かせたカレーが食中毒の危険性がある」というテレビ番組を見てちょっと驚いています。。
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カレーは鍋に入れて常温で保存してはいけない?
細菌はどこにでもいますが、カレーを作った直後には1グラム中に80個くらいの細菌数が、常温保存したら次の日には300万個ほどに増えてしまうそうです><
我が家では常温保存しているので、カレーの中にものすごい数の細菌が増えていたことになりますね。。
次の日に温めれば大丈夫ですよね?
ただ、こう思ってたんです「細菌は熱に弱いから、翌朝すぐに温めれば死滅しますよね?」と。
ところが、この考えは全否定されました。。
なんと、細菌の中には熱に強い「ウェルシュ菌」という細菌がいるそうです。
さらに、この菌は食中毒の原因菌として第2位の危険な菌だったんです。。
カレーを一晩寝かせたいときはどうすれば?
とはいってもカレーは一晩寝かせると美味しいし、一度に大量なカレーを作って次の日は楽したいですよね?
そんなときはタッパなどに小分けして、冷蔵庫保存すれば良いようです。
面倒ですが、食中毒になるよりはいいですね。
カレー屋さんではどのように保存している?
CoCo壱番屋
袋詰めされたカレーソース、実はこのまま出荷することも可能ですが、わざわざ冷凍倉庫で一週間ほど凍らせてから各店舗へ運んでいます。
よくカレーは一晩寝かせるとおいしいと言いますが、おいしくなるから一週間凍らせちゃう宗次夫妻。
素人夫婦だからこそできた、おいしさへのこだわりです。
「がっちりマンデー!」というテレビ番組でCoCo壱番屋さんが紹介されたときの情報です。
カレーソースは10時間ほど煮込んだ後、一週間凍らせてから出荷するそうです。
カレーは冷凍すると美味しくなる?ようですね。
これなら菌が繁殖することはないでしょう。
欧風土鍋カレー『近江屋清右衛門』
そこに20種類以上のスパイスと小麦粉でルーのベースを作り、数日寝かせて味をまろやかにした力作のカレールー。
スパイスも寝かせる事で、香りにまとまりが出まれ、近江屋カレーの香りが生まれます。出典:近江屋のカレー
土鍋カレー専門店さんでは、スパイスと小麦粉でルーのベースを作り、そのカレールーは数日寝かせるようです。
カレールーのベースだけなら菌の増殖はあまりなさそうです。
カレーを寝かせると食中毒?のまとめ
どうやらカレーを作り、常温で寝かせるのはあまり良くないようですね。。
人参や肉には耐熱性の菌「」が付いていることが多く、いくら洗っても完全に取り除くことはできないとのこと。
逆に、近江屋清右衛門さんのようにカレールーをスパイスなどで作り、それを寝かせて熟成する方法や、CoCo壱番屋さんのように、冷凍保存して寝かせてから食べる、という方法が良さそうです。